久々に卒業生ネタで。
最近、新井高校スキー部の卒業生に会う機会がありました。彼女は2年のインターハイで1本目11位。迎えた2本目のスタート直後に怪我をしてしまい、その後手術を受けるもなかなか期待通りに回復せず、2年経った今シーズンも苦しいレース結果。今シーズンも数回一緒にトレーニングに連れて行きましたが、本来の滑りができずに苦しみながらも現役生活を続けています。あの時、怪我をしないためにもっとできることはなかったのか、怪我をした後、もっと早くそのシーズンを終える決断をできなかったのか、今でも思い返してしまいます。今でも荷重状態での屈曲は痛みがあるそうで、そんな状態でもスキーを続けたいという気持ちは本当に素晴らしいです。インカレでも国体でもいいので、高校2年の怪我をする直前くらいの滑りまで回復してレースに出てほしいと本当に願っています。自分の将来のために年度末に重大な決断もするようですが、目標を見失うことなくこれからも強く進んでいってください。最近は私生活も充実しているようですので(笑)、それも自分のエネルギーに変えて突き進んでほしいです。
その少し前には、西新発田の卒業生2人に会う機会がありました。1人は1・2年と私のクラスで、もう1人は2年で私のクラス。1人は仕事で困ったときに、たびたび連絡してきます。保育士ですので、対象は違っても高校教員の私と通じるところが多いです。卒業してからも頼ってもらえるのは本当に嬉しいこと。自分の経験をもとに精一杯のアドバイスをしていますが、そのほとんどが私自身が先輩の先生方から教えて頂いたこと。私が新採用当初に本当に厳しくも温かくご指導くださった先生は昨年他界されましたが、今更ながら本当に感謝しています。話は戻りますが、もう1人は卒業以来なので実に4年ぶりでしたが変わってなくて懐かしかったです。2人からは私が元気をもらいました。まだまだ22歳。失敗なんて恐れずに頑張れ。でも反省はしっかりね。
そのまた前には、八海高校スキー部の卒業生から結婚式の招待状を送りたいので、今の住所を教えてくださいと連絡がありました。彼は何歳になった?まあ、何歳でもいいけど、9月に東京まで行ってきます。彼は、私が関わった選手の中で、結果的に最も上まで登り詰めた選手。高校でもそれなりの成績を残しましたが、彼が成長したのは高校卒業後。彼自身も言いますが、私はスキーに関することはほとんど指導した記憶がありません。スキー以外のことを指導した記憶はたくさんありますが(笑)。そんな彼から結婚式に招待してもらえるのは、少しでも彼の成長に関わることができた証なのかなとも思います。彼は本当にたくさんの人たちから支えられて、ワールドカップの舞台までたどり着いた選手。どんな結婚式になるのか、今から不安、、、じゃなくて楽しみです。
さらにその前の4月(入籍はもっと前)には、同じく八海高校スキー部の卒業生が高校時代から続く長い春を実らせて結婚。昨年、彼女のいとこの結婚式の時に、まだプロポーズされないの?なんて話をしたものですが、ようやくでしたね。今は看護師としてバリバリ働いていますが、看護師になるまではいろいろありましたね。今となっては懐かしい昔話です。夜勤専従看護師として昼夜逆転の生活を送っているようですが、自分の身体を大切にしながら頑張ってください。連絡が行き違いになったままですが、全然避けてないですよ。また連絡くださいね。
そしてさらにその前の2月には、これまた同じく八海高校スキー部の卒業生がインドネシアに嫁いで行きました(相手は日本人です)。これまでもぶっ飛び人生の彼女でしたが、新年に連絡した後、出発前にもう一度連絡しようと思いながら、思い出した時には時すでに遅くメールは宛先不明で戻ってきました。彼女が高校卒業間際に私にくれた手紙があるんですが、お前昔こんなこと書いてたぞってその手紙を本人に見せたら結果的に自分自身を元気付ける手紙になったんです。彼女はその手紙のコピーを持って旅立ったはずなのですが、元気に生きてますか?ブログ見たら連絡ください。
十人十色のそれぞれの人生。みんな頑張れ!
おわり。