雫石スキー場でジュニアオリンピックのSL競技が行われました。今大会は天気に恵まれ、今日は下り坂の予報で小雪がちらつきましたが、ひどくなる前にレースは終了しました。
レースは男子から。1本目1番スタートの1年・池田は、スタート順を生かしたいところでしたが、序盤の振り幅が大きくなるところでラインが遅れてポールをまたいでしまいスイッチバック。セカンドカットで終了となりました。1本目は大荒れの展開となり、第1シードでまともにゴールしたのは僅か3名。部分的にコースが大きく荒れて難しいコースコンディションだったことは確かですが、技術があって、コーチからの指示を的確に理解できる選手が生き残ったように感じました。もちろん、今日の1本目はコーチも指示が難しかったと思います。このレースを制したのは、関根学園の佐藤選手。おめでとう。
続いて女子。1本目4番スタートの1年・渡邊は、1本目15位。振り幅の小さいセットだとどうしてもスキーを回しすぎてしまい、滑走ラインが長くなってしまいます。気持ちを切り換えて挑んだ2本目も滑りは満足できるものではありませんでしたが、上位選手が次々と失敗し終わってみれば8位入賞。心情としては「悔しい入賞」という表現が適しているかと思います。今シーズンの残りのレースはSLのみ。しっかりトレーニングしながら、残りのレースで来シーズンにつながる結果を残したいです。

池田と渡邊は、K2カテゴリーのレースに出場するのは今日が最後。卒業です。来シーズンからはようやくFISレースに出場することができます。年齢カテゴリーが上がるのに比例してレベルアップできるように、さらに頑張っていきます。
表彰式・閉会式終了後、池田は成田へ直行。明日、イタリア・アベトーネで開催されるFISユースレースに出場するため出発します。先月末に行われた選考レースで成績を出して、出場選手に選ばれました。貴重な経験になるように、頑張ってきてほしいと思います。自分の英語が通じるかどうかも重要ですね。渡邊と私は上越国際へ移動。強行スケジュールですが、1レースだけSLのB級レースを拾います。