湯沢陸トレ合宿最終日。そして予報どおり台風18号がやってきました。湯沢も朝から強い雨が降り、テレビでは各地の被害のニュースが。コーチで相談した結果、積算雨量による通行止めなどの恐れを勘案し、午後のトレーニングをキャンセルして昼食後解散することになりました。
午前は8:15~12:00。昨日の午後と同じ体育館で、メインはサーキットトレーニング。10種目を30秒の全力運動と移動の30秒を2周で1セット。セット間のリカバリーを6分はさんで、3セット。学校で行っているサーキットと同じ形式だったが、学校ではまだ2セットまでしかやっていないので、うちの選手にとっては3セット目はきつかったと思う。でもこれで次からは3セット普通にできるね。合宿最後のメニューは股関節の可動域チェック。ここまでのトレーニングの疲労があるのでチェックを行うタイミングとしてはあまり良くなかったが、多くの選手に可動域の改善が見られた。スキーの動作を行う上で、この股関節のフレキシビリティは必要不可欠。シーズンまであと僅か。不十分な部分の改善を急ぎましょう。
昼食をとり、宿舎のアリエスカさんに挨拶をして合宿は解散。トレーニングの成果が大きく表れている選手もいて、うちの選手にも良い刺激になったと思う。負けていられませんよ。海外遠征に参加する選手は1か月後に出発。それ以外の選手も2か月以内には雪上に立つ機会がやってくる。これからは涼しくなり、陸トレにも一層熱が入る時期。残りの時間を大切にしていきましょう。
さて、帰り道。高速は湯沢-塩沢石打間が通行止めのため、国道17号は混雑。あちこち冠水していて、一層のろのろ運転。石打から十二峠を越えようと思ったが通行止め。大沢峠、八箇峠まで回って通行止めも嫌なので、潔く塩沢石打から高速で帰ることにした。増水した魚野川が見え、妙高、上越のことが気にかかる。北陸道に入ると案の定、海沿いはかなりの強風。それでも特に問題なく新井に到着したが、校歌に出てくる矢代川が増水して大変なことに。結局決壊し、周辺の住民が北新井小学校に避難したが、先ほど避難指示は解除になったようだ。夜のニュースで各地の被害が報道されている。最近の竜巻もそうだが、本当に自然災害は恐ろしい。