県連上越協議会の富士山登山に参加してきました。今回の登山には、高校生3名、中学生4名、小学生10名、コーチ・保護者12名が参加。昨日は13:00に中型車2台で妙高メッセを出発し、静岡県富士宮市へ移動。17:00過ぎには宿舎に到着し、ミーティング、夕食、入浴、就寝と慌ただしく行動。
今日は4:30宿舎出発。駐車場に出ると、富士山が夜明け前の薄明かりの中にくっきりと見えた。登山コースは静岡県富士宮口5合目を出発し、山頂でお鉢巡りをして静岡県御殿場口新5合目に下山。富士宮口に到着するころには太陽が顔を出し、快晴の青空に富士山が映えた。5:50に元気に登山開始。富士宮口からは各合目に宿泊所があるので、目標物を上に見ながら登っていく。それにしても素晴らしい天気で気持ちが良かった。上ははっきり見え、下には雲海が広がる。世界遺産になったため登山者が多いという情報もあったが、今日はほとんどストレスは無かった。さすがに標高3500mを過ぎたあたりから酸素の薄さを感じた。私の運動速度は明らかに下がりましたね。
先頭の高校生・中学生男子は約3時間、嶋津と私は約4時間で山頂に到着。無事に淺間大社に辿り着き、その後のお鉢巡りで最高峰の剣ケ峰3776m地点へ。富士山火口をぐるっと1周しました。
下山は登山コースとは違う御殿場ルート。このコースには大砂走というフォールラインに向かって真っすぐのフカフカの砂利道が、7合目から下に延々と続く。ここをトレーニングとして走って下る目的で、このコースが下山ルートに設定されている。とにかく長いと聞いていたが、今日の下山時には雲海の中に入ってしまい、下の方まで見通すことができなかった。が、逆に見えなかったおかげで心が折れずに済んだ感がありました。それにしても、この広大な斜面でSGやDHしたら恐怖感もなく滑れるだろうなーなんて思っていたら、ここが「日本初スキーの地」らしいですね。看板を発見しました。
御殿場口新5合目を15:30に出発し、途中で入浴、夕食を済ませながら予定通り21:00に妙高メッセで解散しました。たくさんのコーチの協力とチームワークがあって初めてできる行事だと思います。今回も大変お世話になりました。ありがとうございました。私自身も、今年度に入ってから県内最高峰の火打山、裾野にホームゲレンデがある妙高山、国内最高峰の富士山とすべて初めて体験させていただきました。今年の経験を活かして、来年度はもっと運営上の戦力となれるように頑張ります。